株式会社 オーラルケア　歯科衛生士　小倉　のり子 様

株式会社 オーラルケア　歯科衛生士　小倉　のり子 様

相手の意見を引き出すことを心がけるようになりました。

建てた目標に対して、全員が１００％の責任を持つようになった！

「すごい会議」の第一印象を教えてください。

参加する前、スケジュールを見て一番に思ったのは「会議の時間が長い！」ということ。
「今までやってきた会議と何が違うんだろう」「どんな風に会議を進めていくんだろう」と、ものすごく不安になりました。でも上司からもらった手紙を読んで、これは本気で取り組んでいくことなんだと感じました。その手紙、全部手書きだったんです。
ビックリしましたね。なかなかないじゃないですか、上司から手書きの手紙をもらうなんて。ですから「これからどんなことが始まるんだろう」と期待感もありましたね。

会議に参加して、どんなことを感じましたか。

チームの全員が、建てた目標に対して１００％の責任を持てるようになったことが、一番大きな変化だと感じています。
今までは、それぞれ勝手に５０％とか、責任のパーセンテージを決めて、自分ができることだけをやるというスタイルが多かったと思います。

でも「すごい会議」を導入してからは、全員で「目標達成のために、何をすべきか?」を考えるようになりました。 そしてアイデアを出し合うことによって、全員が１００％の責任を持ってのぞめば「達成できるんじゃないか」というイメージがわいてきました。
会議の時間が長いのは、「目標達成できる」と確信できるようなプロセスを、きちんと一つひとつ踏んでいくからなんだと納得しました。

まわりの人の意見を引き出すことの重要性に気がつきました。

「すごい会議」導入前後でどのような変化がありましたか？

まず考え方が変わりました。
今までの会議では、「なぜできなかったのか」「どうして失敗したんだろう」と考えてしまうことが多かったのですが、「どのようにしたらできるようになるのか」と考えられるようになりました。
また、チーム全員の「うまくいっていること」を会議の初めに共有することによって、メンバーがどんなことに取り組んでいるのかがハッキリわかり、コミュニケーションが取りやすくなりました。

それから、今までは直面する問題に対して安直に解決策を出す傾向がありましたが、きちんとデータを出して、どういう現象が起こっているのか分析した上で、全員でアイデアを出すようになりました。

自分が参加しているプロジェクト以外のところで、「すごい会議」のコーチをするようになったとのこと。それによって、どんなことを得られましたか？

他プロジェクトでコーチをしているときは、主観が入らないぶん客観視できるので、真の問題を捉えることができるなあと感じました。
みんなが「これが問題だ」と感じていることでも、一人ひとりに「その問題があることによって、どんなことが起こっていますか」という質問をすると、ぜんぜん違う答えが返ってくるということを実感しました。
そのためコーチは、相手の考えを引き出せるような効果的な質問をしなければならないんです。

目標を達成するためには、相手の考えを引き出さなければならない。
その重要性がわかったので、今はコーチをしているときだけではなく、プロジェクトの一員として会議に参加するときにも、相手の考えを出しやすい環境をつくることを心がけるようになりました。会議の雰囲気を良くすることで、解決しなければならない問題が出てきて、アイデアも出しやすくなりました。

「難しいな」と思う目標も、「達成できるかも！」と思うことができる。

歯科医院向けに「すごい会議」風なセミナーをしていると聞きました。それについて教えてください。

私の担当しているプロジェクトに、アメニティ・デンティストリー実践サポートセミナー３回コースというのがあります。
そのセミナーの３回目に、すごい会議の特徴を組み込み、問題解決を図っているんですが、それに参加された方はみなさん、この会議をこれからも医院で実行していきたいとおっしゃってくれていますね。

歯科医院って絶対にチームプレイが必要になってくると思うんですけど、ミーティングの時間を有効に使えていないところが多いんです。
他の人がどんなことを頑張っているのか把握できていなかったり、院長が「こういう風にしたい」というビジョンがあっても、スタッフの方に伝え切れていなかったり。
そういうことも、会議の中で話し合っていくことによって、全員からどんどん良い意見が出てくると、とても好評をいただいています。

でも、このセミナーでは「すごい会議」のポイントをほんの少し入れているだけです。
本当に大きな目標を達成したいのであれば、半年間きちんと目標管理できる「すごい会議」を導入することをおすすめしています。

「すごい会議」の導入を考えている歯科医院にメッセージをお願いします。

「すごい会議」を導入すると、

�@ 目標達成に向け全員で行動を起こすことができる
�A ミーティングの時間を有意義なものにできる
�B 今まで考えたことさえないような大きな目標でも、達成できるイメージがわく
�C 目標がきちんと管理される
�D 達成できたときの喜びをみんなで分かち合うことができる
�E スタッフ全員が経営意識を持つようになる

今後もっと歯科医院を成長させていきたいのであれば、定期的に会議をし、目標を管理し続けなければなりません。
「すごい会議」を導入すると、「難しいな」と思う目標も、「達成できるかも！」と思うことができる。
本当に「すごい」ことが起きるということを伝えたいですね。